5年ぶり出場の興南“エアー練習”披露

 「高校野球、甲子園見学会」(2日、甲子園)

 2010年の春夏連覇以来5年ぶりの出場となる興南は、タオルを使った“シャドー練習”でイメージを確認した。3日は大阪市のフェスティバルホールで、組み合わせ抽選会が行われる。

 あっちでもこっちでも、白いタオルがグルグルと回る。ボール回しからシートノック、外野の守備練習まで。ボールを使えない見学会で、興南ナインがタオルをボールに見立て、割当時間15分を最大限に活用した。

 我喜屋優監督(65)は「今日はノーエラーでした」と報道陣を笑わせた。“シャドー練習”は日頃から実践しており、アップの場所が狭い場合なども有効だという。春夏連覇時のエース島袋(現ソフトバンク)をほうふつとさせるトルネード投法の左腕、比屋根雅也投手(2年)は、マウンドでタオルを使って“投球”。「イメージでも十分練習できました」と笑顔を見せた。

 我喜屋監督は「(連覇の)過去は置いておこうと皆に言っている」と話した。「タオルを使った練習もお前たちが開拓した。常に新しいものを取り入れようと言っている」と、高校野球100年の節目に新たな歴史をつくるつもりだ。

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