田口氏「世界最大のトーナメント競技」
高校野球100周年にちなみ、「高校野球発祥の地・豊中 記念シンポジウム」が1日、大阪府豊中市のホールで開催された。
基調講演ではオリックス、米大リーグ・カージナルスなどで活躍した野球解説者・田口壮氏(46)が登壇。「プロ野球は伝統としてメジャーに勝てないが、今や世界最大のトーナメント競技となった高校野球の歴史は米国に対しても誇れる」と持論を展開。
パネルディスカッションにはデイリースポーツにコラムを連載中の田名部和裕日本高野連理事(69)らが出席。田名部氏は豊中グラウンドで第1回大会が開かれた当時の歴史や、「野球」の名付け親、中馬庚(ちゅうまん・かのえ)の墓所も同市内にあることを紹介するなど、会場の興味に応えていた。