燕・山田24号含む3安打 変則3冠に

 「ヤクルト8-3広島」(29日、神宮)

 ヤクルトが5試合連続の2桁安打となる13安打3本塁打を浴びせて広島を粉砕。首位タイを守った。強力打線をけん引する山田が、本塁打争いトップを独走する24号ソロを含む3安打と爆発。同僚の川端を抜いて打率首位に立つとともに、初回に二盗も決めて19とし、同数で並んでいたDeNA・梶谷を抜いて単独トップに立った。

 6-3と追い上げられて迎えた七回1死。川端が6号ソロを放った直後、山田も左翼席へ24号ソロを放ってダメを押し、打率で川端を抜き去った。

 後半戦は35打数21安打、5本塁打。絶好調の要因を「間が取れていると思う。真っすぐ待ちで変化球が来ても、突っ込まずに打てている」と説明。打点もトップと7打点差の3位につけ、打撃3部門に加えて盗塁王も手にする可能性があるが、「今1位なだけで、どうなるか分からない」と意識はしない。「去年は個人の成績を気にしていたけど、今年はチームのためにという気持ちが強い」という。23歳の猛打で大混戦を勝ち抜く。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス