巨人の新外国人、アレックス・カステヤーノス外野手（２８）＝メッツ傘下３Ａラスベガス＝が２７日、都内の球団事務所で入団会見を行った。低迷する打線の起爆剤として期待される助っ人は「１日でも早くグラウンドに立ち、実力を証明したい」と意気込んだ。

　会見では緊張した様子も見せず、「コンニチハ」と覚えたての日本語であいさつした。来日する際には前チームの同僚で、元阪神のコンラッドから日本野球について情報収集。元虎戦士から「日本の選手は情熱的にプレーするよ」などと助言されたという。

　タイプは中距離ヒッター。守備は内外野をこなせる万能型で、不調の三塁手・村田のライバルになる可能性もある。今後は２軍で調整し、３１日に１軍合流。首脳陣が状態を確認した上で、出場選手登録される方針だ。

　原監督は「良い状態で（１軍に）来てもらいたい」と期待。その言葉を受けて、カステヤーノスは「全力でプレーする。チームの勝利に貢献したい」と誓った。