ハム中田、7試合ぶり一発も空砲に

 「楽天3-2日本ハム」(5日、コボスタ)

 主砲の豪快な一撃は空砲に終わった。1点を追う八回1死。日本ハム・中田はクルーズの154キロ直球をフルスイング。真芯で捉えた打球はバックスクリーンへ突き刺さった。7試合ぶりの本塁打の喜びもつかの間、九回にリリーフ陣が力尽きサヨナラ負け。連勝は4で止まった。

 「負けなんでね。痛いのは当たり前。まあ、こういう試合もある。状態は悪いけど、次を見据えて頑張りたい」。試合後、勝利に結びつかなかった無念さをこらえ、必死に前を向いた。

 左足首の状態が万全ではない中、チームを鼓舞した。3日・楽天戦で痛みを訴え、途中交代。4日は今季初めて指名打者で出場した。この日は打撃練習を行わず、ぶっつけ本番で試合に臨み、初回に先制の左犠飛も放った。六回にも左前打。7試合ぶりのマルチ安打で打線を引っ張った。

 首位ソフトバンクとは4・5ゲーム差に広がったが、栗山監督は中田の一発に「体のこともあるんで、すごく意味があった。安心材料」と安堵(あんど)の思いをにじませた。復調気配の主砲とともに再進撃を目指す。

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