オリ金子 自己ワーストの1回8失点

 「オリックス7-10ソフトバンク」(5日、ほっと)

 エースらしからぬ乱調だった。五回、それまでソフトバンク打線を1安打に抑えていたオリックス・金子が突如、崩れた。

 先頭の松田に右前打、中村晃に四球を与え、今宮にも右前打で満塁。代打・高田にはフルカウントからファウルで4球粘られた末、押し出し四球を与えた。さらに1死満塁から連続適時打を浴びるなど、この回だけで5安打3四球と乱れ、自己ワーストの1イニング8失点となった。

 1試合8失点も自己ワーストタイ。「なぜコントロールできなかったのか。次の登板までに何とかしないと」。味方打線の粘りも及ばないほどの大量失点に、ただうなだれた。

 今季初対戦の首位・ソフトバンク。「圧力は感じた」と心理的な影響があったのかもしれない。福良監督代行は「(押し出し四球は)ちょっと考えられない」と首をかしげた。前回の6月28日、ロッテ戦(QVCマリン)も押し出し四球で決勝点を与えた。今季、パ・リーグ球団にはこれで4戦4敗と未勝利が続く。

 試合後は福良監督代行と高山、星野両投手コーチ、鈴木バッテリーコーチが今後について協議。「次も中6日でいく」(福良監督代行)と信頼は不変だ。しかし、チームは4連敗で借金18。故障者続出の状況で金子の調子も上がらなければ、イバラの道は続くばかりだ。

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