楽天止まらん…今季ワースト6連敗
「ロッテ3-2楽天」(2日、QVC)
楽天は三木谷オーナー観戦の試合で、連敗が
今季ワーストの「6」に伸びた。相手の倍近い11安打を放ちながらも2得点。八回の守備の時点で球場を後にした三木谷オーナーは「打線が湿ってるねえ」と声を落とした。
最近5試合で打率・105と不振にあえぐ中川を約1カ月ぶりにスタメンから外すなど、今季57通り目のオーダーで臨んだ。それでもあと1本が出ない。「これだけ打って点が取れないのは采配(が原因)だから」。大久保監督は責任を一身に背負った。
故障者続出の影響が、少しずつ出てきている。6連敗中の得点は「7」。経験の浅い若手の起用を余儀なくされている中での苦境に「オレが我慢すればいいだけの話」と語気を強めた。
外国人補強の可能性を問われた三木谷オーナーは「宝くじを引くようなもんだしなあ」と苦笑いで答えた。現有戦力での戦いは続く。「まだ借金4。うろたえないことが一番大事」。とことん前向きな姿勢で、次戦に目を向けた。