オリ松葉、大谷との再戦「関係ない」
オリックス・松葉貴大投手(24)が1日、札幌市内で行われた全体練習に合流した。2日・日本ハム戦(札幌ド)で投げ合う大谷とは今季2度目の対戦。前回4月26日は6回7安打3失点で敗戦投手になったが、今回は大谷を無視して、自身の投球に集中することを誓った。
背番号11にリベンジという考えはない。大谷との再戦という質問に対して「そこは打者がどうにかするところなので、僕には関係ないです」と、珍しく語気を強めた。
1軍登板は6月9日・ヤクルト戦以来となる。2軍ではフォーム改善や下半身強化に取り組んだ。以前は1回だった登板間のブルペン投球を、最近は2回に増やすなど試行錯誤している。「一番いいフォームを見つけることができたと思う」。6月21日のウエスタン・中日戦で“プロ初完投”を果たすなど、調子は上向きだ。
チームは昨年のCSファーストSも含め、大谷に6戦6敗。苦手意識を持っている選手もいるが、いっそ無視するくらいの大胆さが必要かもしれない。