松田打!ソフトバンク首位独走4・5差

 「楽天3-7ソフトバンク」(28日、コボスタ)

 ソフトバンクの頼もしすぎるポイントゲッターが、勝利への道筋をつくった。初回1死満塁から李大浩が三振に倒れた直後、松田が打った。追い込まれてからの外角カーブを左前打。打球は三遊間をしぶとく破り、2人の走者を迎え入れる先制打となった。

 三回1死満塁でも二塁手の頭上をふわりと越える2点適時打で計4打点。「帆足さんが初登板だったし、序盤からいい攻撃ができてよかった」。シーズン折り返しを迎えて早くも55打点。シーズン換算では13年の自己最多90打点を大きく上回る、110打点ペースだ。

 3カード連続勝ち越しで貯金は18。ソフトバンクとなって区切りの通算800勝で、2位西武とのゲーム差は今季最大の4・5に広がった。工藤監督も「この2日間はいい攻撃ができた」と納得の笑みを浮かべた。

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