オリックス佐藤達 最短復帰へ練習合流
オリックス・佐藤達也投手(28)が25日、QVCマリンで行われた全体練習に合流した。椎間板性腰痛のため17日に出場選手登録を抹消されたが、この日はブルペンで約30球を投げ「球自体はそんなに悪くない」と納得の表情。27日にも再登録されることになった。
今季は本職のセットアッパーだけでなく、平野佳が不調の時は代わって抑えを務めるなどフル回転。頼もしい男が最短復帰できそうだ。この日の練習では、星野投手コーチのノックも受けて、順調な回復ぶりをアピールした。
高山投手コーチは「あした(26日)も見て」と話しており、投球翌日に異常が見られないことが再昇格の条件だ。4月にも腰痛による登録抹消を経験しているため、無理はさせない方針。ただ、同コーチによると症状は前回より軽いという。
福良監督代行は「腰は問題ない。球も良かった」とうなずいた。代行となってから、チームは9勝8敗と上向き。投手陣に本来の顔ぶれがそろえば、巻き返しも狙える。