不振『打者大谷』左腕ならスタメン落ち

 日本ハム・栗山英樹監督(54)は25日、次のカードとなる26日からの西武3連戦(西武ドーム)で大谷翔平投手(20)を相手先発次第でスタメンから外すことを示唆した。

 「今の状態を考えて、どの投手が打ちやすいかを考える。実際に結果が出ていないから。2つ(二刀流を)やるためにやってるわけではない」と栗山監督。大谷は投手としては両リーグトップの9勝を挙げているが、野手としては打率・175、3本塁打と低迷している。19日からのソフトバンク3連戦は全て「5番・DH」で出場したが計12打数1安打で、チームも3連敗を喫した。今の状態では、無条件でスタメンというわけにはいかない。

 西武3連戦は岸、十亀、菊池が濃厚。第2戦の十亀は今季6打数無安打5三振と苦手にしている。第3戦は花巻東の先輩・菊池だが、もともと左腕が苦手で、スタメン落ちの可能性が高い。今季、野手として出場が可能な日は、故障やDH制のない交流戦のビジターの試合を除けば、スタメンで出場してきた。不振で外れるとなれば、今季初となる。

 この日、東京へと移動した大谷は「初戦が大事。連敗を止めたのでいい流れでいきたい」と気を引き締めた。指揮官の信頼を取り戻すために、結果を出すしかない。

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