G阿部、一塁再転向 捕手は99%ない

 首痛で離脱していた巨人・阿部慎之助内野手(36)が16日、一塁手に再転向することが決まった。川崎市のジャイアンツ球場で行われた1軍の練習に合流。原監督は今後、阿部が捕手に復帰する可能性について「99%ない」と断言した。

 阿部は「自分の方から意見を言って、監督も納得してくれた」と明かし、練習はファーストミットのみで行った。原監督は「原点に戻る。不安を持っているのに、(捕手を)守らすことはできない」と、故障のリスクを考えての措置であることを強調した。

 阿部は昨オフに捕手から一塁手への転向が決まったが、この時も原監督は「99%ない」と話していた。だが、開幕直後に相川が負傷離脱すると、阿部が捕手に復帰。その後、左太ももの肉離れや古傷の首痛を悪化させるなど故障が続き、体の負担が少ない一塁手に戻ることになった。

 この日は右太ももの肉離れで離脱中の村田も2軍で実戦復帰。阿部と村田はリーグ戦再開となる19日の中日戦から、出場選手登録される方針だ。

 チームは首位にいるものの、交流戦は7勝11敗の11位。低迷する打線の起爆剤として、大きな期待を背負う阿部は「また再スタートみたいな感じだね」と、決意を口にした。

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