中日・山本昌、実戦復帰へ特別扱い無用

 右膝痛から実戦復帰する中日・山本昌投手(49)が15日、「特別扱い無用」の姿勢を示した。16日からのウエスタン・阪神3連戦(鳴尾浜)で先発予定の左腕は「ここからは競争。1軍に上がることを前提で投げるわけではない」と強調。プロ32年目の大ベテランとはいえ、優遇を受けず実力で先発ローテに食い込む気概を見せた。

 世界最年長勝利がかかるマウンドは自力でつかむ。3月初旬に右膝を痛めてから3カ月以上。ようやく実戦で投げられる状態にたどり着いた。最初は2イニング程度の登板が濃厚。「不安はある」と言いつつも、「3試合ほど投げてみて、きちんと試合をつくれるかどうか。それでやっと『どうですか』と(1軍昇格の)お伺いをたてられる」と先を見据えた。

 若手も中堅もひしめく2軍での先発争い。「やっとスタートラインに立てた。今まで競争にすら入ってなかったから」。1軍昇格戦線へ、レジェンドが遅ればせながら参戦する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス