オリ西が今季初完封 連敗4で止めた

 「オリックス7-0ロッテ」(24日、京セラ)

 オリックス・西が昨年4月8日のロッテ戦以来となる完封で2勝目を挙げ、チームの連敗を4で止めた。「前回は早い回に降板したので、今日は中継ぎ陣を休ませるつもりでいた」と、3回2/3を4失点で降板した17日・日本ハム戦の悔しさを晴らした。

 コーナーを突く投球で好調ロッテ打線を5安打、108球で片付けた。二回には1死から今江に死球、2死一塁で福浦にも死球を与え、続く田村に中前打を喫した。しかし二塁走者・デスパイネの本塁突入を駿太が好返球でアウト。バックにも助けられた。

 2死球については「内角を突くのは僕の持ち味。手元が狂い申し訳ないが、厳しく攻めた」と振り返った。すぐに気持ちを切り替え、三回以降も走者を背負っても冷静に打者を打ち取った。

 前日は尊敬する金子が1軍に復帰し3回6失点。「だれがやられてもやり返す気持ち」と強い心でマウンドを守った。この日の結果次第では自力優勝の可能性が消滅する危機だったが、崖っぷちでチームに勝利をもたらした。

 交流戦前の最後の試合で勝利。22日に続いて観戦した宮内オーナーはこの日も無言だったが、森脇監督は「まだ決着はついていない。(交流戦は)シーズン残りが18試合という気構えで臨みたい」と覚悟を示した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス