交流戦ロッテ投手陣“ニンジン作戦”

 ロッテ・落合英二投手コーチ(45)が、26日から始まるセ・パ交流戦で、セ・リーグ本拠地で打席に立つ投手陣に対し、賞金を出すことが11日、分かった。昨季の交流戦では、投手7人で計21打数2安打、打率・095。打撃力アップをにらみ、“ニンジン作戦”で、モチベーションにつなげる。

 投手が打席に立つセ・リーグ主催試合は、わずか9試合。だが“9人目の野手”の打席が、試合の明暗を分けることもある。指名打者制のあるパ・リーグでは、当然ながら打撃が不慣れな投手が多いが、落合コーチは「全体的にもう少し打てるようになれれば。バントはきっちり決めてほしい」と話す。今春キャンプから交流戦に向け、投手陣の打撃練習にも力を入れている。

 賞金の原資は落合コーチのポケットマネー。送りバントを決めれば5000円。単打1万円、二塁打は3万円。本塁打なら10万円。さらに1打点につき1万円という。同コーチの懐は痛むかもしれないが、勝利につながるのなら大歓迎だ。

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