燕サヨナラ!単独首位…でもバレ抹消も

 「ヤクルト3-2巨人」(24日、神宮)

 待望の復帰戦でいきなりアクシデントに見舞われた。五回、村田が放った左翼線への飛球をヤクルト・バレンティンは追いかけたが、様子がおかしい。落下地点に入る前に足を引きずり出した。そしてうなだれるように下を向いた。

 左太ももに違和感を訴え、六回の守備から交代。この日はアイシングなどを行っただけで、25日に病院で精密検査を受ける予定。真中監督は「(手術した)アキレスけんではない。大事を取って交代した」と説明。25日はスタメンから外れ、代打要員としてベンチに入るが、症状が思わしくなければ26日以降にも登録を抹消する方針だ。

 昨年10月の左アキレスけんの手術を受け、この日が今季初出場。試合前には「(状態は以前と同じ)80%」と話し、「先は長いので十分チャンスはある。10本差をつけられながら最後に本塁打王を取った実績もあるので」と気合十分だったが、万全ではなかった。

 それでもチームは首位で並んでいた巨人との直接対決の初戦を制し、単独首位に浮上。バレンティンが交代した六回の守備の前には、三木作戦兼内野守備コーチが「今までこのメンバーでやってきたんだから、絶対に勝つぞ」とゲキを飛ばした。主砲の完全復活が遅れても、ヤクルトの勢いは止まらない。

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