オリ中島 右太もも裏肉離れも強行出場

 19日・西武戦で右太もも裏の違和感を訴えて途中交代したオリックス・中島裕之内野手(32)が20日、神戸市内の病院でMRI検査を受け、右ハムストリングの肉離れと診断された。長期離脱する可能性もある症例だが、球団はこの日の出場選手登録抹消を見送った。

 森脇監督は「様子をみる。1日休めば大丈夫かもしれないし、いろんなケースが考えられる。無理はさせられないが、いてもらわないといけない選手」と、ギリギリまで判断を先延ばしにする考え。21日からのロッテ2連戦(QVC)では、指名打者や代打での強行出場も視野に入れている。一方で出場不可能な場合に備え、2軍の小島脩平内野手(27)も遠征へ帯同させた。

 中島は同日、千葉へ移動。「少し痛みはあるが、昨日より少しまし。打撃の状態が上がってきているので、(試合に)出たいけどね」と話した。4連勝を狙うチームにとって、中島の存在は不可欠。早期の回復を祈るばかりだ。

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