楽天完敗も「次は絶対やってやる!」
「楽天0-3日本ハム」(19日、コボスタ)
二刀流の前にお手上げだ。4安打で今季初の零封負け。大谷の前に打線が沈黙した楽天・大久保監督も淡々と振り返るしかない。「対策をしっかり練って、その通りにやったけど、1本が出なかった」。なけなしの貯金を再び吐き出し、勝率は5割に戻った。
唯一で、最大の好機は八回。連打で無死二、三塁と追撃ムードが高まったが、福田が三振。続く松井稼の遊直に二塁走者の嶋が飛び出し、八回途中まで粘った戸村を援護することはできなかった。
それでも、強気の指揮官は“くみしやすし”を強調。「(大谷は)予定通りの投球だった。昨季より制球がバラけていないという点では(狙い球を)絞りやすい。次は絶対、やってやる!」と雪辱を誓っていた。