ロッテ京大田中あるぞGW1軍初登板
ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が、30日の西武戦(QVC)で先発する可能性が6日、高まった。同日はローテの谷間で、田中が先発の最有力候補に挙がっている。秀才右腕のゴールデンウイーク1軍デビューが現実味を帯びてきた。
開幕早々、先発ローテ投手の唐川、藤岡が不調で2軍降格。当面は木村や、育成選手出身の右腕・黒沢を加えてしのぐが、28日の西武戦(QVC)からの9連戦で頭数が足りなくなる。田中は3月29日のイースタン・DeNA戦で7回無失点と好投したこともあり、筆頭候補に浮上した。
今後は7日のイースタン・西武戦に先発した後、2試合ほど2軍戦で投げる予定。あくまで2軍戦の結果次第ではあるが、首脳陣は若い田中を抜てきする方針を固めつつある。右腕は今後の登板に向け「前回、良かった部分を引き続き出しながら、打者を追い込んでからしっかりと決め球を投げられるようにしたい」と意気込んだ。