真中監督「荒木は責められない」

 「ヤクルト1-2阪神」(1日、神宮)

 ヤクルトが神宮の風に泣かされて星を落とした。雨模様で右翼から左翼に吹く強い風が走攻守に影響。まず四回。川端の本塁打性の打球が風に戻され右飛となった。

 六回2死では左翼のユウイチが落球。その後、石山が崩れて2点を奪われた。そして1-2で迎えた八回一、二塁。川端が右越え打を放つも、福留の疑似動作に惑わされてスタートが遅れた二塁走者の荒木が本塁で刺されて同点を逃した。

 荒木は「風があったので打球が戻ると思った。自分の判断が早かった」と肩を落とした。だが、真中監督は「荒木は難しい判断で責められない。相手が一枚上だった」とフォロー。「チームは去年と違った形が出せている。また明日から粘り強く頑張りたい」と気持ちを切り替えた。

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