原Gお手上げ…相手中軸に9安打8失点
「巨人2-10DeNA」(28日、東京ド)
開幕戦勝利を飾った原巨人だが、一夜明けた2戦目は完敗。特に梶谷、筒香、ロペスの中軸に計9安打8打点とやられまくった。巨人・原辰徳監督(56)は「あれだけクリーンアップに打たれると、こういう展開になる」とお手上げ状態だった。
先制、中押し、ダメ押しと終始、攻められた。「主導権を握られて、良さが出づらかったゲーム」と指揮官。先発のポレダが初回から乱れ、5回4失点。2番手の土田も1回5失点と崩れた。
光もあった。4番の阿部が今季初安打を含む4打数2安打。第3打席の六回1死一塁では、右中間フェンス直撃の二塁打も放った。「思ったより飛んだ。バットが出始めてきた」と主砲は手応えをにじませた。
29日はドラフト3位・高木勇(三菱重工名古屋)がプロ初先発。「背伸びせずに、自分の投球をしてくれればいい」と原監督は期待し、高木勇も「自然体で」と初登板を見据えた。大敗のショックを晴らし、開幕カードを勝ち越しで飾るべく、新人右腕がマウンドに上がる。