ミレッジ打で真中ヤクルトが勝利発進

 「広島2-4ヤクルト」(27日、マツダ)

 帰って来た助っ人が、ヤクルト・真中監督に初陣星をプレゼントした。延長十一回、2死一、二塁で打席に立ったミレッジは、中崎の真ん中高めに入った直球はじき返した。打球は右中間を深々と破る決勝の2点三塁打となった。

 4時間26分の激闘のヒーローは「何時間かかっても絶対に勝つんだという気持ちだった。追い込まれていたが、打てる球をコンパクトに打とうと思った」と振り返った。昨年は開幕4番を務めたが成績不振からスタメンを外れ、5月には帰国して右肩の手術を受けた。8カ月のリハビリを乗り越え、今季も再び開幕スタメンに名を連ねた。

 いきなりの大仕事に「こういったゲームをものにすればチームに勢いがつく。数多くの勝利を監督にプレゼントしたい」と上機嫌。真中監督は「うれしいけど、しんどいわ」と言いながらも、笑みが絶えなかった。ミレッジの完全復調が真中ヤクルトを加速させる。

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