ヤ真中監督 敵地の大観衆「慣れてる」

 「広島-ヤクルト」(27日、マツダ)

 敵地・マツダスタジアムでナイター練習を行ったヤクルト・真中満監督(44)が26日、広島・緒方監督の「(大観衆は)相手にプレッシャーになると思う」との発言を伝え聞き、「ウチの方が戦いやすい」と切り返した。

 指揮官は「阪神でもそうだし、ウチはそういう状況でやるのは慣れている。逆に地元の方が勝たないといけないプレッシャーを感じる」と説明。また、「こっちは盛り上がってるが、最初にカープと戦って勝ち越すと士気も高まる。3連勝したい」と意欲を示した。

 心強いデータもある。広島の開幕投手を務める前田は、対ヤクルトの対戦防御率が過去3年連続でリーグワーストと苦手にしている。真中監督は「相性ってあるからね。悪いイメージがあるより、いいイメージがある方がいい」と好意的に受け止めた。敵地の応援をはね返し、新監督対決を制し、開幕ダッシュを決める。

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