日本ハム大谷157キロ!開幕準備OK

 「オープン戦、巨人1-5日本ハム」(21日、東京ド)

 日本ハム・大谷翔平投手(20)が開幕前最後の登板で首脳陣を一安心させた。3回を1安打無失点。「0点に抑えられたのは良かった。自分がしたいことができた。あとは開幕までに微調整です」。オープン戦過去2試合は打ち込まれたが、見違える投球に「だいぶ、進歩している」と手応えを口にした。

 直球に勢いが戻った。全38球のうち、21球が150キロ台。初回1死で迎えた亀井には、この日最速の157キロをマークしたが、左前打された。しかし、続く坂本は内角へ155キロを投げ込み、二ゴロに打ち取った。「右打者の内角にしっかり投げられたのが良かった」と収穫を得た。

 前回登板の11日・DeNA戦では、直球は140キロ台後半が多かったが、球速は格段にアップ。野手として出場する予定だった17日の広島戦を、かぜのため欠場。登板予定を20日から1日ずらしてマウンドに上がったが、体調はすっかり回復した。

 前かがみになっていたフォームも修正。無四球と、制球も良くなった。27日の開幕・楽天戦へ、準備は整った。「プレッシャーもかかると思うけど、なんとか勝てるように精いっぱい頑張りたい」。全力投球で初の大役を務め上げる。

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