糸満の“怪物”大城、浜風切り裂いた

 「選抜高校野球」(21日開幕、甲子園)

 出場校による甲子園練習2日目が17日行われ、糸満(沖縄)のプロ注目スラッガー、大城龍生外野手(3年)はシート打撃で浜風を切り裂く3発の右越え弾を放った。

 ドラフト候補の糸満・大城が、甲子園練習で行ったシート打撃で3発の特大アーチを放った。イチローの振り子打法をほうふつとさせるスラッガーは「甲子園の主役を狙っていきたい」と宣言した。

 右翼から左翼へ浜風が吹く中、大城の打球が面白いように飛んでいった。左投手7スイング中、右翼フェンスを越えたのが3本、さらにフェンス直撃が1本。230キロの重りを担いでスクワットができる下半身から生み出されるスイングの強さは、高校生のレベルを超えている。

 昨秋の公式戦では打率・632をマーク。これは出場全選手の中でトップに位置しており「甲子園でホームランを打ってみたい。きょうの感触を忘れないようにしていきたい」と力を込めた。甲子園の主役を狙う糸満の“怪物”が、大会第5日第1試合でぶつかる近畿王者の天理に立ち向かう。

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