オリ駿太22歳誕生日に自ら祝撃
「オープン戦、オリックス6-4ヤクルト」(5日、京セラ)
22歳の一歩目を上々の結果で飾った。オリックス・駿太は、1-3の四回2死満塁で2ストライクと追い込まれたが、バーネットの149キロ高め直球をはじき返し、痛烈な中前打。走者2人を本塁に迎え入れた。
この日は誕生日。それでも「甘い球を打ち損じたのが何球かあった」と1安打に終わったことを反省し、浮かれた気分はなし。試合後は、森脇監督らに打撃投手を務めてもらい、特打を行った。
「1番・中堅」の定位置獲得という明確な目標を持って臨む5年目。昨季は127試合で打率・280と自己最高の成績を残したが、さらなる向上を目指す。昨オフから、内角球に対応するためにバットの左手の握りを浅くするなど新しいことに取り組んでいる。
指揮官は「今朝も早くから打撃練習していた」と、その姿勢に感心しきりだ。結果を残し続ければ、目標は現実のものとなる。