オリ西3回1失点“準エース”の貫禄

 「オープン戦、オリックス0-1中日」(4日、京セラ)

 実戦初登板のオリックス・西が3回を2安打1失点、無四球で“準エース”の貫禄をみせた。「キャンプで練習した両サイドの投げ分けができた。70~80点のでき」と安定感を発揮した。

 課題に挙げたのは三回、2死走者なしから大島に右翼ポール付近へ本塁打を喫した場面。「ボール球で空振りをとるつもりだったが、シュート回転して芯に当てられた」と反省した。

 森脇監督も「シーズンに向けて順調」とニッコリ。ただし本塁打の場面に「ツーナッシングからの高めの見せ球を制球ミス。先発の中心になる投手だから、隙を与えない投手であってほしい」と、あえて苦言を呈した。

 次回の登板はイニング数も増える予定だ。27日・西武戦(西武ドーム)の開幕投手は、右肘手術明けの金子が濃厚。西は31日のソフトバンク初戦先発が有力視される。しかし万一、金子が登板回避という事態になっても、西なら代役は十分。そんな可能性を広げる、大きなオープン戦初先発だった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス