大谷に「パカヤロー」栗山監督ダメ出し

 「日本ハム春季キャンプ」(1日、名護)

 日本ハムの大谷翔平投手(20)が1日、栗山英樹監督(53)から練習後「パカヤロー」と、ダメだしされた。キャンプ初日は昨年に続き2年連続での“不合格”。ほろ苦い船出となった。

 昨年の初日のブルペンで「バカヤロー」と叱られた大谷。今年こそと意気込んで臨んだこの日のキャンプ初日だったが、投内連係で指揮官の怒りを買った。投前への打球をポロリとこぼすと、再びイージーなゴロをはじくなど失策を連発した。

 その後のブルペンでは安定感のある投球フォームを披露し、栗山監督は「よくは見えた」と高い評価を与えた。だが守備のお粗末さに怒りは収まらない。「パカヤローだ。正確なプレーをしていくことが大事。ブルペンに行く前にパカヤローと言われては」。救いは昨年の“バ”カヤローから、“パ”カヤローに怒りが軽減されたことか。

 また怒られた大谷だが、投手、打者と精力的に二刀流練習をこなした。ブルペンで64球を投げ、投手メニューを終えると、個人練習として室内で30分間の打撃練習。「いい緊張感の中で練習ができたと思います。慌てずにやっていきたい」。まだ初日を終えたばかり。マイペースで評価を上げていけばいい。

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