燕の大型新助っ投・オンドルセクが来日
ヤクルトの新外国人、ローガン・オンドルセク投手(29)が27日、成田空港に到着。飛行機の出発が1時間以上遅れ、約18時間かけての長旅に少々疲れ気味だったが「日本は初めてだけど、他の世界、違う文化の野球を経験したかった。チームが優勝できるようにしっかり投げて日本のファンに喜んでもらいたい」と笑顔をみせた。
古巣レッズでも最も高かったという、203センチの長身からの最速157キロの速球が武器。「投げ下ろす」という意味を込めた「ダウンヒル」というあだ名で呼ばれてきたという。メジャーデビューした2010年から3年連続で60試合以上登板するなど、主に救援で5年間281試合に投げ、21勝11敗2セーブ、防御率3・89だった。
2012年セーブ王で来日6年目を迎えるトニー・バーネットと連絡を取り合って情報を収集。そのアドバイスでゲーム機などを持ち込んできたというが「トニーとの競争に勝てるよう頑張りたい」と不敵な笑みを浮かべるなど、守護神争いには一歩も引く気はなかった。