NPB統一球は16年もミズノ製使用へ

 日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は27日、2016年から使用する統一球の供給メーカーをミズノ社に絞り込んだことを明らかにした。2月中に正式契約を交わす。

 統一球は11年の導入から15年までの5年間、ミズノ社と契約。その間、昨季には1軍公式戦での使用球が開幕直後にNPBの調査で、規定の反発係数の上限である0・4234を上回る、平均0・426という数字を示し、“違反球”が使われていたことが判明する問題も起きていた。

 NPBは契約更新に際し、昨年6月に供給メーカーを公募。条件提示のあった社のうち4社のサンプル球を昨秋キャンプで試用し、NPBの反発係数検査を経てミズノ社を含む2社に絞られていた。

 井原事務局長は「品質の確保、安定供給が大きな2点。保管状況なども現地へ行って調べた」とし、保管倉庫の視察実施や価格面などを考慮した選定の経緯を説明。今後は契約年数などの詳細を詰め、正式契約を結ぶ。

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