ソフトB本多「鳥谷グラブ」で名手に
ソフトバンクの本多雄一内野手(30)が26日、17年ぶりの球団記録更新を目標に掲げた。プロ入り後初めてグラブを大幅にモデルチェンジし、ファンブルを減らすため阪神・鳥谷のモデルを参考に小型化。新たな相棒と1998年に浜名千広氏(野球解説者)が記録した球団の二塁手シーズン最高守備率の・994超えに挑戦する。
新たなグラブは指先部分を5ミリ短縮。ボールを捕るポケットを浅くし、土手に詰める綿を減らして薄くするなど小型化させた。
参考にしたのは遊撃手で3度のゴールデングラブ賞を誇る鳥谷のグラブ。昨年9月、アドバイザリー契約を結ぶ久保田スラッガーの展示会で手に取る機会があり、想像以上の小ささに驚いたという。「土の甲子園でプレーしている鳥谷さんのグラブは参考になる。自分も挑戦したくなった」と振り返る。
「最低でも守備率9割9分はクリアする。(球団)歴代ナンバーワンを目指したい」。ゴロもレギュラーも手堅くつかみ、球団史に名を残す名手になる。