兵庫県勢33年ぶり連続出場途切れる
「第87回選抜高校野球・代表校発表」(23日)
21世紀枠は最初に西日本の松山東を選出。県屈指の進学校であり、創部124年目を迎える伝統、昨年夏、秋の県準優勝などが評価された。続いて東日本は意見が分かれたが、工夫した練習と秋季愛知大会3位の成績が決め手となり豊橋工となった。残る7校からの1枠も議論が白熱したが、最終的に多数決で桐蔭を選出した。
一般選考では、神宮大会枠で3校となった東北地区で、八戸学院光星が、チームのバランスを評価されて3位校として選出。関東・東京地区は6校目で意見が割れたが、投手力の高さを評価された二松学舎大付が東海大甲府に競り勝つ形に。
近畿地区では、昨秋の近畿大会準々決勝で敗れた4校のうち昨夏全国制覇の大阪桐蔭は順当。残る1枠を近江、箕島、北大津で争ったが、投打の安定感が評価され、近江が6校目で選ばれた。
なお兵庫県は1983年の第55回大会から続けてきた連続出場が、33年ぶりに途切れた。