ソフトバンクの本多雄一内野手（３０）が１２日、グアムでの自主トレを公開。４年ぶりの盗塁王奪還に向け、走法改革に着手し、陸上十種競技の元日本王者でタレントの武井壮（４１）から助言を受けたことも明かした。

　従来は飛ぶような感覚で走っていたが、上下動をなくす走り方に改良。「意識して取り組んだら『足が速い』と感じた。足の回転が速くないとスピードも落ちる」と下半身強化にも取り組んでいる。

　武井には２０１０年に初指導を受け、今月初旬に都内でウオーミングアップやストレッチの仕方と効率的な足の運び方も教わった。

　新走法は「（２年連続で盗塁王に輝いた）１０、１１年に近い感覚。昨年より充実していて動きもいい」と手応え十分。昨年は２３盗塁に終わったが、今年こそ盗塁王に返り咲く。