日本ハム・大谷翔平投手（２０）が２５日、水泳メドレートレで、全身の筋力アップを目指していることを明かした。

　自己最速１６２キロ超えを狙う来季に向け、オフもハードな自主練習に取り組んでいる大谷。水泳を取り入れていることについて「全体的に筋力がつく。泳いだ後は疲れますけど、低負荷でケガがないのでやってます」と狙いを明かした。

　非凡な才能は野球だけではない。水泳は幼少期に習っていた得意種目。この日は午前中、鎌ケ谷市内のプールで泳ぎ続けた。クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ。同行した宇佐美が「全部、普通に泳いでいました」と感心するほど、華麗な泳ぎで全身を鍛えた。

　「脂肪をつけず、筋肉をつけたい」という大谷。水泳は全身の筋力アップを図りながら、有酸素運動で脂肪を燃焼させる効果もある。２６日に千葉・鎌ケ谷での自主トレを打ち上げ、岩手の実家へ帰省する。年末、年明け以降も水泳で鍛え上げ、パワーアップへつなげる。