日本ハムの大谷翔平投手(20)が24日、千葉・鎌ケ谷での自主練習後、オリックス・金子の残留決定に複雑な心境を明かした。
残ってほしかったという思いはある。「総合的に素晴らしい投手なので見て、勉強になります」。ただ残留を歓迎しながらも、来季公式戦で投手として初対決の可能性が出てきたことに「絶対的なエースだから、やりにくいですよ。いい投手と投げ合う時は楽しくない」と苦笑いだ。
この日、寮見学に訪れたドラフト1位・有原(早大)と初めてあいさつを交わし、「いいところは盗んでいきたい」と謙虚な姿勢を見せる大谷。今季自己最多11勝を挙げた右腕だが、自分の力を過信している様子は全くない。