ロッテ2位田中 キャンプ中も文武両道

 ロッテにドラフト2位指名された田中英祐投手(22)=京大=が28日、故郷・兵庫県高砂市の兵庫県警高砂警察署で、一日署長を務めた。球団と仮契約する前の公式イベント参加は異例。地元の熱狂的起用に応えた秀才右腕は、来年3月提出の卒業論文のため、1月の新人合同自主トレや2月の石垣島キャンプ中も、パソコン持参で作成に取り組む意向を示した。

 文武両道右腕が、プロの世界でいきなり“二刀流スタート”する。工学部在籍の田中は現在、「SFA(表面力測定装置)における水和構造の逆計算理論」という超難解テーマの卒業論文を作成中。提出期限は3月。1月の新人合同自主トレ、2月の石垣島キャンプの期間中もパソコンを持参し、昼はプロ野球選手、夜は京大生として文武を両立する。

 卒論作成のため、一時は1月上旬から始まる新人合同自主トレへの参加が遅れることも危ぶまれたが、即戦力右腕として、スタートから後れを取るわけにはいかない。田中は「他の新人選手と同じように参加するつもり。大枠は12月中にほとんどやってしまって、あとはパソコンさえあれば修正できると思う」と、あくまでプロ野球選手としての本業を優先しながら、大学卒業に向け、学業を全うするつもりだ。

 年内に論文完成の見通しをつけるため、今もハードスケジュールが続いている。「7時間くらい、ずっと研究室にいることもある」と田中。その傍らで、ランニングやキャッチボール、股関節の可動域を上げるトレーニングなどなど、できることは欠かさない。秀才理系右腕ならではの苦労にも、「1月に一番いい状態で臨みたい」と涼しい顔で話した。

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