大谷リアル二刀流狙う!来季規定到達だ

 「ジョージア魂賞年間大賞表彰式」(27日、グランドプリンスホテル高輪)

 日本ハムの大谷翔平投手(20)が27日、都内のホテルで行われた「ジョージア魂賞」表彰式に出席。同賞の年間大賞を受賞した。来季の目標には、規定投球回、規定打席にともに到達する“リアル二刀流”実現を掲げた。

 二刀流3年目を迎える来季、大谷は投手、野手の両方で“規定到達”を目標に掲げた。今季は投手として24試合に登板し、155回1/3を投げ11勝4敗。初めて規定投球回をクリアした。だが野手としては234打席にとどまり、規定に212打席足りなかった。

 日本球界史上初の10勝&10本塁打の偉業を達成したが、「まだまだです」と物足りなさを感じたという。「規定(打席)に立てるよう、もっと信頼して使ってもらえるようにしたい。どんな場面でも使ってもらえるようになりたい」と力を込めた。

 今季は体力面を考慮され、先発登板前は2日間、試合に出場しない日が設けられた。しかしソフトバンクと戦ったCSファイナルS第5戦では、野手出場から中1日で先発登板。初めての経験だったが、7回4失点も12奪三振と力投した。

 大谷も「きつさはなかった」と手応えを感じている。出場間隔を詰めれば、1950年に阪急・野口二郎が達成して以来となる規定投球回&規定打席ダブル到達も夢ではない。

 表彰式では現役最年長、49歳の山本昌に「メジャーに行ったら二刀流を続けるか」の聞かれ「(メジャー球団に二刀流で)評価していただけるならやりたいと思う」と意欲をみせた。夢はどこまでも広がる。

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