虎ドラ1横山に巨人ナインが警戒感
「強化試合、21U日本代表6-0巨人」(4日、ジャイアンツ球場)
21U(21歳以下)ワールドカップに出場する日本代表が4日、ジャイアンツ球場で巨人2軍との強化試合を行い、阪神からドラフト1位指名された横山雄哉投手(20)=新日鉄住金鹿島=が先発。2回1安打無失点の好投で実力をアピールした。
来季、確実に相まみえるであろう虎のドラ1左腕に、巨人ナインが警戒感を強めた。
6人が対戦。それぞれが共通して口にしたのが、直球のキレの良さだった。内角直球に詰まらされ、二飛に倒れた中井は「質の良い、きれいな真っすぐでした。指にちゃんとかかっていたし、特に低めはぴゅっと伸びてきました」と脱帽。「変化球が決まれば、さらに打ちにくくなりますね」と警戒した。
唯一の安打を放った大田も「球が速かった。スライダーもキレていたし、チェンジアップも抜けが良かった。さすがドラ1って感じです」とたたえた。2軍中心のメンバーとはいえ、封じられたのは事実。横山の名前は脳裏にしっかりと刻まれた。