楽天が、昨季まで在籍し、今季は台湾・ラミゴでプレーしたケニー・レイ投手（３９）の入団テストを行うことが３日、わかった。

　流浪人に続き、今度は“バットマン・リターンズ”だ。すでに、昨季まで在籍したハウザーの入団テストが決まっているが、レイも参戦が決まった。「実力はわかっているが、年齢の部分もある」と、球団関係者はテストの経緯を話した。

　レイは昨季途中に楽天に加入。９月１０日のロッテ戦で相手の打球を顔面に受けて負傷。骨折したが、バットマンばりの黒いフェースガードを着けて、実戦に復帰。日本シリーズ登板も果たすなど、その不屈の闘志が評価されていた。

　このほかマイナーリーグやメキシカンリーグ、日本の独立リーグなどに在籍する４人の外国人を含めた、計６選手がテストを受けることになった。当然、狭き門となるが、おなじみのレイ、ハウザーがどれだけのアピールを見せるか。