西武、複数の班で“1軍切符”争う

 Bクラスからの巻き返しを期す西武の田辺徳雄監督(48)が、少数精鋭を競わせる「サバイバル作戦」でチーム力向上を狙う。6日からの秋季南郷キャンプで、長距離砲、小技系などタイプ別に3~4人の班に分けて、来春の1軍キャンプの参加を争わせる。

 「長距離砲班」は自身初の2桁となる10本塁打を放った木村、坂田、梅田らで構成。新人で6本塁打を放った森はポジション別の「捕手班」に組み込まれた。田辺監督は「(ライバルが)一緒にいることで競争心があおられる」と、相乗効果に期待を寄せる。

 打撃、守備をはじめとした練習も同じタイプの選手が原則的に一緒に行い、首脳陣が成長度を厳しくチェック。アピールに成功した選手が、来春の“1軍切符”に近づくというシステムだ。早朝&夜間練習の復活も決まった秋季キャンプ。若手が気を抜く暇はない。

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