1年生8人フレッシュ箕島センバツ前進

 「高校野球・秋季近畿大会1回戦、箕島6-5津名」(19日、わかさ)

 近畿大会は1回戦3試合が行われ、箕島(和歌山)が、追いすがる津名(兵庫)を振り切り、6年ぶりのセンバツ出場に一歩、前進した。今春センバツ優勝の龍谷大平安(京都)は、高橋奎二投手(2年)の投打にわたる活躍で大商大堺(大阪)にコールド勝ち。北大津(滋賀)は乱戦の末、和歌山東(和歌山)を下して、それぞれ準々決勝に進出した。

 超フレッシュな顔ぶれで、10度目のセンバツに近づいた。スタメンのうち右翼手・中平を除く8人を1年生で固めた箕島・尾藤強監督(45)は「訳の分からんまま点を取って、怖いもの知らずで最後までいった感じですね」と、若い勢いを、勝因に挙げた。

 このメンバーとなった理由を「取り組み方を優先させた結果」と尾藤監督。そうした中、頭角を現したのが4番・井上翔太内野手(1年)だ。

 和歌山大会が始まるまではベンチ外。そこから努力で4番打者に上がってきた。175センチ、103キロと“愛されやすい体形”で、尾藤監督から「楽しくやれ」、「ホームランを狙え」と激励を受ける。

 この日は2安打1打点。結果的に1点差で、効果的な打点を挙げた井上は「上級生の分も含め、全員で戦いたい」と話す。また尾藤監督は「過去にない」という1年生軍団で「目の前の1戦を思い切り戦っていく」とセンバツまで駆け上がるつもりだ。

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