オリックスのウィリー・モー・ペーニャ外野手（３２）が１８日、自宅がある米国フロリダ州に向けて帰国するため大阪空港を出発した。現在時点で契約が未定の主砲は、来季もオリックスでプレーすることを希望した。

　来日３年目の今季は、レギュラーシーズンで自身最多の３２本塁打９０打点と大活躍。優勝争いの原動力になった。「すごくいい経験ができた。できたらこのチームに帰ってきたい」と常勝軍団へと生まれ変わろうとしているチームへの愛着を口にした。また、優勝を逃したことは心残りのようで「２位に終わってしまったので、帰ってくることができたら、もっと貢献して上を目指したい」と力強く話した。

　来季の契約についてペーニャは「自分はタッチしていない」としたが、すでに代理人は球団と１回目の話し合いを済ませている。オリックスの瀬戸山球団本部長も来季の契約を望んでいる。悲願のＶ奪還には、助っ人の力が欠かせない。