「ソフトバンク紅白戦、白組２-２紅組」（１２日、ヤフオク）

　今季リーグ最多の４４ホールドをマークしたソフトバンク・五十嵐亮太投手（３５）が１２日、ヤフオクドームで行われた紅白戦の白組４番手として四回に登板。１回を投げ、１四球は出したが無安打無失点だった。勝負の９月に不調に陥ったが、ＣＳファイナルＳに向けて調子を上げてきた。

　チームの歩みと同様に、リーグ優勝まで苦しい時期を過ごした。９月は１１試合に登板し、シーズン初黒星含む３敗、防御率６・２３と乱れた。２５日の楽天戦（ヤフオクドーム）では１試合４押し出し四球も。投球時の体の使い方が、本来の縦方向ではなく横方向の回転になっていたため制球が乱れたと分析。投球フォームの修正した。

　「マウンドでは打者との対戦に集中できるように準備したい」。決戦に向け闘志を燃やした。