松坂へ古巣・西武が“ラブコール”

 西武がかつてのエースに“ラブコール”だ。来季の去就が注目される松坂大輔投手(34)=メッツ=について、鈴木球団本部長は4日、本人の意向次第と前置きした上で「OBだからね。放っておくわけにはいかない?そうだね」と、松坂が日本球界復帰を希望した場合は獲得に乗り出す方針を明かした。既に獲得調査を進めている中島に続き、田辺新体制の強化に向け積極姿勢を示した。

 松坂は今季、右肘の故障から復活し、先発、中継ぎとして34試合で3勝3敗1セーブ、防御率3・89をマーク。ただ、層の厚いメ軍では来季、希望する先発で起用される可能性は低く、見通しは不透明だ。

 一方復調した姿に古巣は熱い視線を送っていた。鈴木本部長は「力はだいぶ戻ってきている」と映像などでチェックを続けており、現状への評価も低くない。

 今季のチーム防御率はリーグ4位の3・77。投手陣の立て直しはBクラスに沈んだ西武にとって必須だ。田辺新監督も就任会見で「投手部門の再建を最優先しなくては」と方針を掲げている。豊富な経験と依然としてファンの人気が高い松坂。巻き返しを図るレオに最も必要な人材を今後も注視を続ける。

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