元南海(後にダイエー、現ソフトバンク)の捕手で、26日に52歳で死去した香川伸行氏の葬儀・告別式が30日、福岡県朝倉市の斎場で営まれ、プロ野球関係者ら約200人が最後の別れを告げに足を運んだ。
斎場の入り口付近には現役時代の写真やユニホームが飾られた。近鉄などで投手として活躍し、引退後に香川氏と仕事で付き合いがあったという佐野慈紀氏は弔辞で「記録もさることながら、記憶に残るスター選手でした。もっと話をしたかった」と早すぎる死を悼んだ。
香川氏は横幅のある体形と強打が相まって、人気野球漫画の主人公にちなみ「ドカベン」の愛称で親しまれた。