ソフト摂津6回7失点に「申し訳ない」

 「オリックス10-4ソフトバンク」(17日、京セラ)

 踏ん張れなかった。ソフトバンク・摂津は6回7失点と、相手打線にのみ込まれた。背信のエースは「申し訳ない。それだけです」。引き分け以上で今季初めて優勝へのマジックナンバーが点灯する状況だったが、もどかしい敗戦を喫した。

 金子との今季3度目の投げ合いは、苦しい投球の多い今シーズンを象徴するようだった。2‐2の六回。四死球が絡んで1死満塁のピンチを招く。伊藤には、内角低めに要求されたシンカーが浮き、中前へ2点適時打を献上。安達、糸井にも痛打され、流れを完全に渡した。

 被安打10、失点7はいずれも今季最多。秋山監督は「四球だろうな。大事にいきすぎたんだろう」と言葉少なに指摘した。

 摂津は登板3試合続けて六回限りで降板し、いまだ規定投球回には達していない。四球がきっかけの失点も多く、この日の2四球で今季56四球。シーズン自己最多を更新してしまった。

 エースを立てた一戦で、目下の敵を突き放すことに失敗。3戦目を前に、ゲーム差は再び「3・5」に戻った。それでも、依然として優位な状況に変わりはない。3戦目を勝てば、マジック7、引き分けでも同8が点灯する。

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