大谷外したハム完封負け L雄星対策不発

 「西武6‐0日本ハム」(16日、西武ド)

 菊池対策は実らなかった。零封負けに日本ハム・栗山監督は険しい表情を浮かべて会見室に現れた。「雄星もよかったね。1点、1点と思ったけどね。しょうがない」と悔しがった。

 野手起用が可能な日ながら大谷をスタメンから外し、右打者7人を並べたが機能しなかった。打線は菊池の150キロを超える直球に苦しんだ。初回無死一塁から中島、陽岱鋼、中田が3者連続三振と力でねじ伏せられる。二回以降も走者を出すもののあと一本がでなかった。

 大谷と菊池の先輩、後輩対決は実現せず。二刀流は6点差をつけられた六回2死一、二塁に代打で登場。岡本篤のフォークをひっかけ二ゴロに倒れた。「甘い球が少なかったです」と残念がった。

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