巨人M10!12安打でゼロ行進止めた

 「広島1‐7巨人」(16日、マツダ)

 これまでのうっぷんを晴らすように打線が火を噴いた。巨人は、9試合ぶりの2桁安打となる12安打7得点。原監督は「スカッというわけではないが、便秘気味の人たちにとっても、少し通ったというところ。失礼!!」とニヤリ。広島との差を再び5に広げ、マジックは2つ減って10となった。

 23イニング続いた0行進を止めたのは坂本だった。0‐1の六回、長野の二塁打から築いた1死三塁の好機。野村の初球スライダーをたたくと、打球は左中間に弾んだ。同点の適時二塁打で、24イニングぶりにスコアボードに得点を刻んだ。

 自身5試合、19打席ぶりの安打だった。指揮官は「いい形で結果が出て良かった」と目を細め、本人も「何打席ぶり?もう慣れた」と笑った。試合前の時点で対野村の打率が・800。「だから(六回は)初球から振っていけた」。相性の良さが積極性を生み、好結果をもたらした。

 坂本の一打で呪縛が解けた。今月3打点だった村田がこの日だけで3打点、今月2打点の阿部も2打点をマーク。村田は「ここまでいろいろ悩んだけど、自分らしく思い切り振って、今シーズンを終われれば」と力を込めた。残りは15試合。歓喜のゴールまで、もう止まらない。

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