鷹大敗も…直接対決でオリに引導渡す

 「ソフトバンク1-8ロッテ」(15日、ヤフオク)

 強力打線が機能しなかった。ソフトバンクは零敗を喫した前日に続いて、この日は七回に1点を奪っただけ。勝って乗り込みたかった決戦の地・大阪へ、足取りも重く向かうことになった。秋山監督は「(打線は)いいピッチングをされているのか、雑になっているのか」と振り返った。

 とはいえ2位オリックスも敗れたため、ゲーム差は「3・5」のまま直接対決を迎えられる。まさに今季の行方を決める3連戦。2010年、秋山監督率いるチームは、残り6試合で首位西武に3・5ゲーム差をつけられながら、奇跡の逆転優勝を果たした。逆にこれが、勝負事に「絶対」はない、という思いにつながっている。秋山監督は一戦必勝の姿勢を崩すことなく、チームに緊張状態をつくってきた。

 オリックス相手の京セラドームは今季1勝7敗と大きく負け越しているが、ここまで来て過去の相性など関係ない。「切り替えてやっていくこと。(オリックスは)目の前の敵だしな」と指揮官。3連戦は大隣、摂津、武田を投入。オリックスに引導を渡す。

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