原巨人“余裕1敗”ひと休みも前進M12

 「巨人0‐3DeNA」(14日、東京ド)

 “余裕の一敗”と言って、いいだろう。巨人の連勝は5でストップ。だが今後に向けてプラス材料もあり、チームに悲壮感は全くなかった。

 ローテの谷間で、本来は中継ぎの江柄子が今季2度目の先発を務めた。走者を出しても粘りの投球。四回2死一、三塁の場面で降板となったが、期待に十分応えた。

 代わって高木京がマウンドへ。故障などもあって約3カ月半ぶりの登板だったが、十分に戦力になることを証明した。四回はわずか1球で下園を右飛に打ち取ると、七回途中まで無安打無失点の好投。原監督は「いいリレーをしたと思いますよ」と目を細めた。

 両軍無得点の九回、マシソンがグリエルにソロを浴びるなど3失点した。チーム29イニングぶりの失点だったが、守護神は「(グリエルに)うまく打たれた」と引きずる様子はなかった。

 阿部が、12日のDeNA戦で自打球を当てたこともあって欠場した。打線はつながらず完封負けを喫し「0点ではいかんね」と原監督。だが阿部に無理をさせなかったのも、15日からの2位・広島との3連戦をにらんでのことだ。

 広島が敗れたため優勝マジックは1つ減って「12」。ここまできて焦ることは何もない。リーグ3連覇に向けて着実に歩を進める。

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